厳寒・金剛山

2011年2月1日

1月末、久しぶりに厳寒の金剛山(大阪府・千早赤阪村)に行ってきました。ロープウエー駅辺りから山頂まで、登山道は30~40cmの積雪です。山頂の気温は氷点下8℃とのことでした。アイゼン、防寒服等で完全装備の登山です。一面の雪景色で樹氷がきれいに付いていました。

金剛山頂

山頂の樹氷

 

 

 

 

 

 

金剛山は金剛生駒和泉国定公園の中心に位置し、多くの人に親しまれています。楠木正成ゆかりの地であり、また山岳信仰の山とも言われています。昭和9年に金剛山(国見城祉含む)と千早城祉等が国の「史跡」に指定されたと言う。

史跡金剛山の説明板

樹氷(ロープウエー駅前)

 

 

 

 

 

 

山頂の転法輪寺の前には、食堂や社務所等が並んだ通りがあります。大きなかまくら(?)が作られていました。また、南海バスの停留所?と思わせる案内板がありました。

食堂と停留所?

“愉快・爽快・空海ウォーク”に行く

2011年1月30日

1月29日(土)、西高野街道観光キャンペーン協議会による「第2回愉快・爽快・空海ウォーク」がありました。南海高野線・中百舌鳥駅を出発して、西高野街道、紀州街道や古代の国道といわれる長尾街道、竹内街道を巡り、堺市役所展望ロビーまでの約13.5kmの行程です。それぞれの街道には名所旧跡や歴史的建造物等があり、堺の歴史文化を知るよい機会となりました。           数回に分けて“街角の風景”を投稿したいと思います。

“仁徳陵”望む(展望ロビーより)

紀州街道(阪堺線沿い)を南に下り、南旅籠町東に南宗寺があります。中世の環濠都市の一角を思い浮かべることが出来ます。境内には山門(甘露門)・仏殿・唐門の国の重要文化財、方丈(本堂)、茶室、枯山水の庭園等が、質素に配置されています。

枯山水の庭園

南宗寺は三好長慶が建立し、大阪夏の陣で焼失後沢庵和尚により再建されたという。境内の「仏殿」に天井絵がありました。狩野信政の「八方睨みの龍」という絵です。迫力のある龍の目が八方に睨みを効かせています。

八方睨みの龍