荒山公園の梅は?!

2011年1月11日

1月5日、地域の“初詣えんじょいウォーク”に参加しました。高倉公園~田園公園~多治速比売神社~(荒山公園)~若松台などを巡るコースです。約10kmの長いコースとなりました。自分のペースに合った歩幅で、ゆっくり楽しみながら歩きます。また、参加した人たちの希望でコースを変えることも出来ます。                 「荒山公園」の梅の花が咲いているのでは?という声もあり、立ち寄ることになりました。梅林の多くは、まだつぼみ堅しという状態ですが、よく見回すと数本の梅の木に黄色い花が数個咲いています。「(ろう)」です。“ろう”の造花のように堅い花びらが、きれいな黄色の花を咲かせています。 季節を一歩先取りしていました。

蝋(ろう)梅

興福寺・国宝を観る

2011年1月8日

正月2日、古都奈良の興福寺国宝館を訪ねてみました。昨年の「平城遷都1300年祭」の賑わいも落ち着き、ようやく鑑賞することができました。興福寺の出入口を行くと、右手に国宝館、左には東金堂、五重塔、中央には再建中の中金堂等が配置されています。それぞれ何度かの火災や兵火によって焼失され、その都度再興されたという。

東金堂と五重塔

国宝館には、数多くの国宝・重要文化財が納められていました。「天平の群像」と言われ、兵火を免れた阿修羅像などの「八部衆像」(国宝)には引き付けられるものがありました。特に「阿修羅像」には、奥深い思慮に満ちた眼差しに、何かを語りかけている様にも見えました。天平の仏師たちによる、仏教の教えと仏像表現の融合が、1300年の歳月を経て、現代にも訴える力を失っていないのではと思いたくなります。

阿修羅像と千手観音像のはがき     (菊水楼の折敷)