‘カルチャー’ カテゴリーのアーカイブ

“安藤忠雄講演会in狭山池”

2011年5月1日 日曜日

4月30日(土)、狭山池博物館にて「第8回建築家安藤忠雄講演会」がありました。講演の前に館内の展示物・資料を見学しました。以前も意表をついた展示方法に驚いたのですが、何回見てもその規模に圧倒されます。それは実物の堤の断面・展示です。

堤の断面・展示

安藤忠雄氏の講演は「地域を育てる」と題して、展示ホールで満員の入場者の前で行われました。過去に手がけた建築物(博物館・美術館・教会・・)がスライドで説明されてゆきます。       瀬戸内の直島の地中美術館や古家のノレン・彫刻物等が、島の再生と美術鑑賞として人気を集めていること。             べェネチアでは現地の建築技術者・美術家・歴史家などの意見を聞き、古い建物の修復と町並景観を保全したこと。            ここ狭山池博物館完成後、池周囲に「桜の植樹」する活動を地元の人達が進めていること。                      等々を語りながら、「地域を育てる」ことの大切さを話してゆきます。大変勉強になる講演でした。

講演会場

狭山池周囲では「狭山池まつり」が開かれていました。ステージや出店・子どもコーナー・体験コーナーなどで賑わっていました。

狭山池まつり

堺市民大学・専門講座始まる

2011年4月20日 水曜日

4月19日(火)、大阪府立大学にて「いきいき堺市民大学」の専門講座が始まりました。4コースの専門講座(地域・市民活動、生活支援、傾聴力養成、堺を究める)が、9月上旬まで行われます。府立大学の構内の銀杏並木は、うす緑色の芽吹き風景となっていました。

大阪府立大学構内

学術交流会館多目的ホールにて、4講座の共通講義「コミュニケーション力を高める」と題して、山中京子氏(府立大学准教授)の講義を聞きました。「コミュニケーションとは何か振り返って、考えてみよう」という。                             ①非言語的コミュニケーションとして「身振り、表情、しぐさ、視線、衣服・・・」や「向き合ってる時間の長さや環境・・」があるとのこと。 ②言語的コミュニケーションは「聴くこと、話すこと、対話すること」の3点の中で作り出されるという。                   「相手の話すことに集中していくこと」、「自分の気持ちや考え方を丁寧に話をすること」、「コミュニケーションによって相手を知ってゆくこと」などでコミュニケーション力が培われるという。       その後コミュニケーションを振りかえるワーク(相手の話を聴く、自分を紹介する、・・)で学んでいきました。

学術交流会館