‘保存樹木’ カテゴリーのアーカイブ

“古樹探訪ウォーク”に行く(1)

2010年5月30日 日曜日

昨日(5月29日)堺市公園協会主催の「第24回古樹探訪ウォーク」に参加しました。田守神社~月洲神社~浅香山稲荷神社を巡る約5kmのウォークでした。まず最初に「田守神社」(堺区松屋町)からスタートします。公園協会の方と“樹と森の案内人”の先生より説明がありました。神社は1745年(江戸中期)に大和川河口の新田開発の祖神として建立されたという。

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境内には堺市指定保存樹木のチシャノキムクノキクスノキの大木が、古い小さな社殿を取り囲むように被い繁っていました。その他にもセンダン、ムクノキ、ゲッケイジュ等が、鎮守の森を形成しています。しかし話によると、この神社は阪神高速・大和川線の建設により移設、取り壊されるとのこと。度重なる大和川の洪水や台風の被害にも耐えてきた神社や鎮守の森が、最後の姿となると思えば、名残惜しく感じます。  ( 下写真:チシャノキ )

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宝光庵の「やまももの木」

2010年4月10日 土曜日

先日、「宝光庵」の堺市指定保存樹木を見に行きました。フォレストガーデンを抜け、妙見下より富田林泉大津線を上がります。畑下の集落を過ぎると、畑バス停に着きます。民家の横の道を右折し、少し奥に、コンクリートで整地された空き地に出ます。正面に緑の濃い大木が現れました。指定保存樹木の「やまももの木」でした。

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小さなお堂の敷地周辺には雑木林が広がっていました。敷地を囲むように「しりぶかがしの森」(0.1ha)の保存樹林があります。樹高20メートル近い緑の木々がキラキラ輝いていました。

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