‘博物館・記念館’ カテゴリーのアーカイブ

長居植物園・樹の巻

2012年4月14日 土曜日

大阪市立長居植物園には、“歴史の森”として第三紀植物群(200万年~6500万年前)、明石植物群(200万年前)、氷期・間氷期植物群(1万年~200万年前)や照葉樹林、二次林の各ゾーンに樹木が植生されていました。                                         「小池」の周りに「メタセコイヤ」の林があった。大氷河時代を生き抜き、“生きている化石”といわれているとのこと(パンフより)。もうすぐすれば新芽が出揃うことでしょう。

メタセコイヤの林

●間氷期の樹木ゾーンにはヤマモモ・オガタマノキ・イスノキやシキミ(一名ハナノキ、コウノキ)等、常緑樹の森となっていた。

シキミの花

●氷期の植物群として、温帯・亜熱帯の針葉樹である黒松・赤松・ヒノキ・ツガの林が大阪付近でも見られたという。

赤松の林

●更に、植物園内では大池、小池や渓流もあり、自然を再生するように森が形成されていた。大池には白鳥やシラサギ・カイツブリ等が羽根を休めている。「長居植物園ブログ」に、園内に飛んで来た野鳥たち(オオタカ・カワセミ・ホシハジロ・キンクロハジロ・・)の様子が載っています。                                       今度は新緑の頃、秋の紅葉の季節などにじっくりと散策したいものだと思いました。

シラサギとカメの群れ

長居植物園・花の巻

2012年4月11日 水曜日

●昨日、用事で長居公園近くに行った。事を済ませた後、公園内にある「大阪市立長居植物園」に寄ってみた。初めての見学である。中に入ると、大池や広い敷地、色彩鮮やかな花々が目に入ってきた。面積24.2ha、植物は約1,000種類の植物があるという。(パンフより)

長居植物園・大池と花壇

●春は植物にとって、芽吹きと開花です。桜が代表格ですが、その中でダレザクラが八分咲きの初々しさを見せてくれてます。

シダレザクラ

●4月下旬~5月上旬ごろ花が咲くボタン園・シャクナゲ園の他に、ハーブ・ハナショウブ・シャクナゲ・アジサイ等の各園が配置されている。シャクナゲ園では「ロードデンドロン」の淡いピンクと白の清楚な花が咲いていた。

ロードデンドロン(シャクナゲ)

●そのほかにもハナミズキ園の近くには、「フユシラズ」が小さな黄色の花を咲かせていました。また、マグノリア園では「シモクレン」や「サラサレンゲ」が満開であった。

フユシラズと桜