●大阪市立長居植物園には、“歴史の森”として第三紀植物群(200万年~6500万年前)、明石植物群(200万年前)、氷期・間氷期植物群(1万年~200万年前)や照葉樹林、二次林の各ゾーンに樹木が植生されていました。 「小池」の周りに「メタセコイヤ」の林があった。大氷河時代を生き抜き、“生きている化石”といわれているとのこと(パンフより)。もうすぐすれば新芽が出揃うことでしょう。
●間氷期の樹木ゾーンにはヤマモモ・オガタマノキ・イスノキやシキミ(一名ハナノキ、コウノキ)等、常緑樹の森となっていた。
●氷期の植物群として、温帯・亜熱帯の針葉樹である黒松・赤松・ヒノキ・ツガの林が大阪付近でも見られたという。
●更に、植物園内では大池、小池や渓流もあり、自然を再生するように森が形成されていた。大池には白鳥やシラサギ・カイツブリ等が羽根を休めている。「長居植物園ブログ」に、園内に飛んで来た野鳥たち(オオタカ・カワセミ・ホシハジロ・キンクロハジロ・・)の様子が載っています。 今度は新緑の頃、秋の紅葉の季節などにじっくりと散策したいものだと思いました。