‘博物館・記念館’ カテゴリーのアーカイブ

“地下遺構”を見学

2012年3月11日 日曜日

●大阪くらしの今昔館を見た後、「大阪歴史博物館」を見学した。2期生のN氏(大阪市観光ボランティア)が“地下遺構”を勧めてくれました。果たして地下遺構とはどういうものだろうか。

大阪歴史博物館

●大阪歴史博物館はNHK大阪放送局と隣接している。1階の広いロビーの一角に、ガラス張りの床があります。その床下には柱跡の遺構がみえる。

1Fロビー・遺構を見る

●博物館・係員の説明によれば、この建物の敷地には1350年前の飛鳥時代の「難波長柄豊崎宮」が置かれていたという。NHKの地下へと案内された。薄暗い地下1階の空間に、倉庫跡や堀跡が発掘されたままの姿で保存されていた。まさに“地下遺構”であった。

“地下遺構”

●博物館の10階には、奈良時代の「難波宮」の大極殿を原寸大に復元した空間があった。柱の巨大さに圧倒される。「前期難波宮」(7世紀中頃、孝徳天皇築造)や「後期難波宮」(8世紀前半、聖武天皇築造)の模型と出土品が展示されていた。さらに中世・近世~近代・現代の各フロアでは、それぞれの大阪の町並みがミ二チュア模型で再現していた。

大極殿のセット

大阪くらしの今昔館

2012年3月7日 水曜日

●先日、堺・市民大学2期生・M会で、「大阪くらしの今昔館」を見てきた。大阪城・梅林と街めぐりの予定であったが、あいにく大雨の為、急遽変更しての見学となった。                       地下鉄谷町線「天神橋6丁目」駅下車すぐのビルの中にあった。9階入口に入ると、ガラス越しに江戸時代の大阪の街並みを再現したセットが見下ろせる。商人の家並みや下町の家々、屋根の上の火の見櫓などがドームの中に広がっていた。

江戸時代の「大坂町三丁目」

●8Fに下りると、「大坂町三丁目」の商人の店が並んでいる。桃の節句らしく、店の奥には雛人形が飾られていた。唐物屋と言う看板があった。高級輸入品を扱っていたという。「エレキテル」という電気を起こす機械も置かれている。小物屋・湯・本・・などの店も展示されていた。

商店の大通り

●さらに、店の裏通りでは下町の雰囲気の長屋が並んでいた。当時の庶民の住居を知ることができる。ドームの天井が急に暗くなったと思ったら、雷鳴がとどろいてきた。夕日から夜空に変わると満月と星座が映し出され、流れ星が彩りを加えていた。

町家の夜空