‘史跡・遺跡・古墳’ カテゴリーのアーカイブ

四ツ池遺跡

2014年5月29日 木曜日

●浜寺公園・ウォークからの帰り、国の史跡「四ツ池遺跡」へ立ち寄った。第2阪和国道沿いの浜寺中学校の塀に説明板があった。

●弥生時代から古墳前期の遺跡で、竪穴住居跡・甕・石包丁・鋤などの他、飯蛸壺が出土したという。明石ダコの元祖ではと感心する。(写真:堺市博物館パンフより)

●浜寺中学校の裏へ回ると今池が開けていた。涼風が心地よい。アシが茂っている側で2,3羽のアオサギ佇んでいた。周辺が工場、マンションなどに囲まれている中で、野鳥にとって貴重な休憩場所となっている。

乳岡古墳のこと

2014年1月8日 水曜日

●先日、「乳岡(ちのおか)古墳」を見に行った。百舌鳥古墳群の中で最も古い古墳だという。堺市堺区石津町2丁の住宅街・倉庫・事業所などに囲まれた一角にあった。

●古墳の脇には国の史跡を示す石柱と案内板がある。古墳時代(4世紀末)に築造された前方後円墳であるという。長径94m、高さ14mの後円部のみが現存しているという。

●古墳からは「長持形石棺」「碧玉製石製品」などが出土された。前方部がほとんど消滅されているが、築造された当時は全長150m、濠の幅も20mを有していたという。