‘史跡・遺跡・古墳’ カテゴリーのアーカイブ

仁徳天皇陵古墳周辺を歩く

2013年12月5日 木曜日

●先日、“地域のウォーク”で百舌鳥古墳群めぐりに参加した。履中天皇陵古墳を見た後、大仙公園をぬけ仁徳天皇陵古墳正面に着く。

大仙公園(奥に孫太夫山古墳)

●堺市は百舌鳥古墳群を古市古墳群とともに、「世界文化遺産」としての登録をめざしている。外堀沿いには遊歩道が整備されていた。一周約2.8km、古墳の巨大さを体感することができた。

仁徳天皇陵古墳

●昼食後、御廟山古墳~いたすけ古墳へと進む。いたすけ古墳は1955年頃破壊されそうになったが、保存運動によって守られたという(パンフより)。開発当時の橋の残骸の上で、タヌキの一家が出迎えてくれた。

タヌキの一家

長山古墳を見る

2013年8月4日 日曜日

●3日、堺市文化財課による「長山古墳」(堺区協和町)現地説明会へ行ってきた。長山古墳は「神功皇后の時代に活躍したとされる武内宿彌の墓と伝えられているという(説明資料より)。その古墳の一部の前方部の「葺石」が発掘された。

●百舌鳥古墳群で最古とされる乳岡古墳(国史跡)と同じ4世紀後半の築造とされる。その当時の海岸線に位置しているとのこと。葺石は前方部東側裾部にあたり、川原石であるという。

●江戸時代の1924年作成された絵図では、既に後円部が無くなっており、前方部も昭和3年の航空写真では削り取られていたという。残念ながら発掘調査の完了後に、市営住宅の建設が始まるといわれている。