‘自然の風景’ カテゴリーのアーカイブ

天見の郷・錦秋(2)

2012年11月24日 土曜日

●南海高野線・天見駅より、廃線跡の遊歩道を蟹井神社に向け歩く。約20分で紀見峠の麓の集落に入る。少し山道を登ると蟹井神社にたどり着いた。秋祭りには高堤燈と湯立て神事が行われると言う。

蟹井神社

●境内は樹齢400年と言われる杉の巨木に囲まれている。天見の郷の山々も紅葉で色づいていた。

天見の郷・風景

●天見の郷には、高野街道沿いにかなり年代の経た古民家があった。石垣には南天が植えられ、大きなモミジの木には真っ赤な紅葉が映えていた。また天見駅前に天見温泉の「南天苑」がある。散策の後に温泉で疲れを癒し、食事をするのも天見の郷の魅力の一つである。

高野街道の古民家

天見の郷・錦秋(1)

2012年11月21日 水曜日

●先日、天見の郷を散策した。最初に地蔵寺(河内長野市清水)を訪ねてみた。境内は深い森と鮮やかに紅葉したモミジ・カエデに被われていた。本尊の地蔵菩薩半跏坐像は仏師運長の作という。また、ホトトギスの名勝でもある。事前に予約して境内の庭を見せていただいた。(昨年7月10日記事参照)

地蔵寺の境内

●境内の鐘楼のある築山には、多くのモミジや枝垂桜の巨樹などの木々がある。苔むした地面に、その落葉が敷き詰められているようであった。

●境内の正面に本堂、横に庫裏などが配置されていた。森の斜面にはシャクナゲ、アセビ、杉木立等が植生されていた。静寂な空間と少し冷たい風が身を引き締めてくれる。

地蔵寺・本堂