2011年10月 のアーカイブ

“天野酒”のこと

2011年10月29日 土曜日

●「河内長野駅周辺を歩く」の締めくくりは、駅近くにある「天野酒」の西條酒造です。高野街道に面して、歴史の風格を漂わせた大屋敷が並んでいた。建物の旧店舗主屋と土蔵は国の「登録有形文化」となっているという。

国の「登録有形文化財」看板

●軒先に杉玉が吊るされている店の暖簾をくぐると、「天野酒」の数々の種類の酒が展示・販売されていた。酒好きの人たちにとっては、この上ない喜びである。                        室町中期から戦国時代にかけ、天野山金剛寺の僧坊酒「天野酒」が楠木正成、信長、秀吉、家康‥等により愛飲されたという。その天野酒が昭和46年金剛寺のご好意で復活したとのこと(西條酒造パンフより)。大吟醸、、吟醸原酒、古式づくり僧坊酒・・・等いずれも、じっくり嗜めてみたいものばかりです。今日の晩酌にと「天野酒原酒」を買ってしまいました。

西條酒造・店舗

河内長野駅周辺を歩く

2011年10月26日 水曜日

●先日、河内長野駅(南海高野線)から周辺を歩いてみました。駅より南へ高野街道を約20分歩くと、「烏帽子形八幡神社」があります。山全体が烏帽子(えぼし)のような形から、烏帽子形山と言われている。楠木七城の一つとされ、土塁や空壕があるという。又、室町時代の1480年(文明12年)建立された「本殿」は重要文化財に指定されている。(河内長野市パンフより)

烏帽子形八幡神社・本殿

●更に石川上流に進めると、のどかな田園と昔ながらの家並みがある「高向」という集落に出てくる。稲刈りも終り、秋の深まりを感じさせます。庭先の「なんてん」も少しばかり色づいていました。畑などで栽培されていて、真赤な実をつけると正月の切花としたり、ぜんそく・百日ぜき等の薬として出荷されるという。

高向地区の田園