2012年1月 のアーカイブ

泉北すえむら資料館

2012年1月11日 水曜日

●今日、大蓮公園への緑道を歩いた。冷たい北風の吹く曇天の日であったが、意識して速く歩くと体が温かくなってくる。大蓮公園の中にある「堺市立泉北すえむら資料館」に、久しぶりに見学してみた。

堺市立すえむら資料館

●館内の展示室が、すっきりと改装されていました。第1展示室<須恵器の歴史>、第2展示室<土器・陶磁器の歴史>、第3展示室<重要文化財と堺の歴史資料>に区分され、分かり易く解説されています。                                       特に須恵器のⅡ型式(6世紀~7世紀初頭)「いかるがに運ばれた須恵器」のコーナーでは、藤ノ木古墳で出土されたものと同じ高杯(たかつき)が展示されていた。

いかるがに運ばれた須恵器

●また、堺の歴史をたどるように縄文・弥生時代の土器類~堺環濠都市~江戸時代~近代に至るそれぞれの資料・地図等が展示されています。                                     館を出て大蓮池を望むと、水鳥がのんびりと戯れていた。

弥生時代の土器他

散歩道・陶器山コース

2012年1月8日 日曜日

●先日、天野街道の陶器山を散歩してきました。冬の雑木林は落葉し、木枯らしが梢を音を立てて過ぎてゆきます。泉北、大阪狭山両ニュータウンも見通せます。西方には、珍しいことですが、大阪湾から遠く淡路島の姿を望むことが出来ました。

淡路島・遠望

●陶器山・天野街道の西山霊園の手前辺りで、雑木林に赤松がかなり群生していました。樹齢はまだ浅いようですが、昔の松林を思い浮かべる一角となっています。

赤松林(背後:近大病院)

●雑木林の遊歩道の片隅には、コウヤボウキがピンクの花をつけていました。また、クヌギ・コナラ等の木々に、野鳥の群れが飛んできていた。メジロ・シジュウガラ・に混じって、コゲラが「ギーキッキッ」と扉のきしむような声で木を叩くドラミングをしていました。カメラを向けたのですが、キャッチすることが出来ず・・。冬だからこそ、陶器山の風景で「新発見」することもあります。

コウヤボウキの花