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高野街道・余禄

2012年11月3日 土曜日

●高野街道の道端には、ちよっと新鮮なことや時代と共にさびれていた風景などが印象に残っています。河根地区の繁野集会所前・花壇にめずらしい「ホトトギスの花」が咲いていた。和歌山県の山間に自生している花だという。

ホトトギスの花

●桜茶屋手前の登り坂が続く街道脇に、野鳥の為にエサを置いている場所があった。群れを成したヤマガラが餌をついばんでいた。我々の集団に驚き、木々に隠れて様子をうかがっていた。(画像をクリックすれば拡大画面となります。ヤマガラは何羽でしょうか?)

ヤマガラの群れ

●観光ボランティアの人の話では地域の過疎化が進み、坂根小学校全生徒8名、来年新1年生1人であるという。坂根中学校は全生徒10人で、いずれ廃校になるにではと、心配していた。極楽橋に近い神谷地区には旧白藤小学校があった。数年前その役割を終え、校舎と小さな体育館が深い森の中にひっそりとしていた。

坂根小学校

小谷城郷土館

2012年9月25日 火曜日

●先日、小谷城郷土館を訪れる機会があった。久しぶりの見学です。館内では「川崎巨泉没70年・おもちゃ絵展」の開催中であった。

小谷城郷土館

川崎巨泉は明治10年6月堺市に生まれ、16歳ごろ浮世絵師中井芳瀧に入門、画業を習ったという。新聞広告の下絵や風俗画を描いていた。「おもちゃ」に興味を持ち、「巨泉おもちゃ絵集」(大正7年)や「おもちゃ画譜」(昭和10年)等の作品を出している。また「郷土玩具」にも興味を持ち、絵に書き残した。その絵は鮮やかで、温かさを感じました。記念に絵葉書(12月セット)を購入した。

絵葉書の一枚(9月)

●館内の前庭には紅合歓(べにごうかん)の赤い花が風に揺れていました。また、淡いピンク色のゼフィランサス(ヒガンバナ科)も彩りを添えていた。

紅合歓の花