「烏帽子形城跡」等を巡る(1)

2011年12月7日

●先日、地域の「えんじょいウォーク」を20名近くで、河内長野駅(南海高野線)周辺を歩きました。新聞にも載っていましたが、国の史跡に指定する答申が出された「烏帽子形城跡」とその周辺を巡るウォークです。

吉竹家屋敷とクスノキ

●駅バスターミナルを南へ下るとすぐ、大きな楠木(天然記念物)がある「吉竹家」を回り込むと、「長野神社」があります。本殿は重要文化財に指定。10月中旬の秋祭りには「松明立神事」があるとのこと。境内には府の天然記念物「カヤの木」(樹高約17m、幹周り約4m)の大樹がそびえていました。

長野神社とカヤの木

●高野街道の旧い街並みを現代に伝える、「西條酒造」の屋敷の軒先には、真新しい緑の「杉玉」が吊るされていました。

西條酒造・杉玉

●更に、南に下ると約15分位で「烏帽子形八幡神社」(10月26日付投稿記事参照)に着いた。境内の森を抜けて、「烏帽子形公園」に到着。「烏帽子形城」は「応仁の乱のきっかけとなった畠山氏の分裂抗争で奪い合いとなったり、秀吉の根来寺攻略の拠点として修復」されてきたとのこと(朝日新聞より)。                  現在烏帽子形山頂の森には土塁や空濠などが残されているという。それらの案内板は未整備でした。

烏帽子形公園より遠望

甲賀・近江の秋

2011年12月3日

●先日、地域の人達と連れ立って、甲賀・近江の秋を楽しみに行きました。かって、若かった男女30名ほどの“遠足”です。名阪国道から甲賀の里へ。山々は紅葉で鮮やかに染まっていました。「甲賀の里忍術村」では、甲賀忍者の古屋敷が移築されていて、回り壁・落し床・隠し井戸・・・等が見ることが出来ます。山里の森の中に茅葺屋根の屋敷が、“甲賀忍者の里”の雰囲気を表していました。

甲賀の里忍術村

●琵琶湖の畔にある「びわ湖大津館」の“ル・ジャルダン”で昼食です。湖を見渡せる明るいレストランとなっていました。フランス料理をフルコースで美味しく頂きました。

「びわ湖大津館」と庭園

●午後には、「近江神宮」を見学・参拝しました。近江大津京跡に昭和15年に創建。御祭神は天智天皇をお祀りしているという。境内の鎮守の森に、モミジ・カエデなどの紅葉が印象的です。深まりゆく秋の近江路を満喫した一日でした。

近江神宮・山門