地域の夏をひろう

2011年8月6日

先日、7月末をもって「ラジオ体操」が終了しました。日毎に多くの子供たち・大人達が参加し、最終日には参加賞やくじ引きの賞品も振舞われました。因みに、皆勤賞は今大人気の保冷付のバンダナでした。皆さん大喜びでした。

ラジオ体操後の賞品授与

フォレストガーデンの木々で、「ムクロジ」の木に青い実が沢山なっていました。また奥谷池の畑では、赤と白の「百日紅(サルスベリ)」の花が満開です。夏の木々の花はあまり見かけないので、当分彩りを添えてくれるでしょう。

百日紅(奥谷池の畑)

司馬遼太郎記念館を訪ねて(2)

2011年8月3日

前回に引き続き、司馬遼太郎記念館の周辺の風景について触れてみたいと思います。近鉄・奈良線「河内小阪駅」の南側に商店街があります。この近くに、司馬遼太郎の行きつけの喫茶店があると聞いたことがありました。通りに面して、古風な喫茶店「みふく」という店が目に付きました。

駅前の商店街

店に入るとかなり広さがあり、数組の人達がいます。中ほどの席に座り、モーニング・コーヒーを注文する。この店が、司馬先生が生前よく来たお店ですか?と聞いてみました。店の女性は、にっこりとうなずいて、「奥さんと一緒によく来られました」と話してくれました。                                      このような落ち着いたシックな店で、どんなことを想い巡らしたのであろうか。作家活動の合間にコーヒーをすすりながら、構想を練ったかもしれない。

喫茶店「みふく」

商店街を抜け、南東に進むと「小坂神社」があります。案内板によると、元禄年間に下小阪の原野が開拓され、集落が出来たとのこと。神社は吉野の水分大神を祀っているという。庶民の町にふさわしい、飾り気のない神社や気さくな河内の町並みをぶらぶら歩き進むと、近くに記念館の森が見えてきた。                      (追記)記念館の販売コーナーの多くの書物の中で「街道をゆく27、因幡・伯耆のみち、檮原街道」を購入した。どんな世界が描かれているのだろう・・・。

小坂神社