村田邸の「屋敷林」

2010年2月10日

<前回の続き>陶荒田神社の東側道路を北に進めると、陶器川の橋の袂に着く。案内板に従って左に30m程行くと「兒山(こやま)住宅」(中区陶器北)があります。数寄屋葺の住宅です。塀囲いから「ヒノキ」「クスノキ」の保存樹木が見えました。

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さらに北に少し歩くと、こんもりとした森が見えてきます。東陶器小学校を右折するとすぐ、「村田邸の屋敷林」(指定保存樹林)の大きな深い森が現れてきました。圧巻は「クスノキ」でした。樹高・幹周りもケタ違いです。傍にある「ムクノキ」は大樹の大きさにひれ伏した様に“おじき”をしています。その他「アベマキ」「モチノキ」「クロガネモ」などがありました。

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(クスノキ)

 

 

  アベマキ)

 

この「村田邸」と東陶器公園の一帯は鎌倉時代終わり頃の「陶器城」で、「陶器左衛門尉」の居城であったと言われています。

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「堺指定保存樹木」をめぐる(3)

2010年2月7日

昨日、三原台4丁より上之~辰巳池・牛池を通り、陶荒田(すえあらた)神社(中区上之)へ行きました。途中のどかな田園があり、池には渡り鳥が羽根を休めていました。陶荒田神社は5世紀頃の創建で、須恵器(陶器)の生産が盛んになり「荒田 直」が祖神を祀ってから、「陶荒田神社」と言われてきたとのこと。(須恵器については2009年11月26日掲載記事参照)

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境内には、大きな「くすの木」の他に、東側の道路から「くろがねもちの木」と「あらかしの木」を見ることが出来ます。

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(くろがねもちの木)