野菜づくり・秋

2012年9月4日

●9月に入り、雨も降ってようやく朝晩も涼しくなってきました。フォレストガーデンでは、秋の野菜づくりの絶好の時期となりました。まず畑に石灰をまき耕やし、腐葉土・油かす・化成肥料を混ぜて畝を作る。その後、キャベツの苗を40cm間隔で植付けします。

キャベツの植付け

大根はタキイの「YR くらま」の種を購入。キャベツと同様に畑を耕し畝を作る。ただ畑には石ころ・木片などで二股大根になってしまうこともあります。そこで、真っ直ぐな太い大根を作るコツ。畝に筒状の穴を掘り(深さ10cm位)、腐葉土・種まき用土を入れる。そこに4~5粒の種を蒔く。りっぱな大根ができるでしょう。

大根の種蒔き

●また、イチゴの株分けも済ませる。親株から伸びたランナーの3番目位の苗を切り取り、ポットに植え返して来年の春の植付けにそなえました。

イチゴの株分け

奈良ホテルを訪ねる

2012年8月31日

●先日、奈良へ行く機会があった。奈良公園の南側、春日大社一の鳥居をすぎ、荒池近くのバス停で下車。こんもりと繁る森に包まれた道を上がると、「奈良ホテル」に着いた。明治42年(1909年)に建築され、「関西の迎賓館」として創業したという。

奈良ホテル・本館

●会合と昼食の後、館内の「美術品&調度品めぐり」の見学をする。玄関ホールは吹き抜け高さ9m、天井・柱・欄干、和風シャンデリア、和洋折衷の暖炉等々、辰野金吾の建築設計を粋を集めたものという。また上村松園「花嫁」の絵画が掛けられていた。

玄関ホール・2Fより(暖炉・絵画「花嫁」)

●昼食をしたメインダイニングルーム「三笠」では、スタインウェイのピアノや横山大観・川合玉堂の「団扇画」がさりげなく飾られている。窓からは若草山・奈良公園の風景を望むことができる。

若草山遠望

●館内の「歴史展示室」には、創業時から現在に至るまでの歴史と資料・写真が展示されていた。皇族の方々、アインシュタイン、チャップリン、オードリー・ヘップバーン・・・多くの有名人が訪れたという。奈良ホテルの奥深い歴史を感じた一日でした。

ホール・吹き抜け