‘ウォーク’ カテゴリーのアーカイブ

“花の文化園”に行く

2012年5月2日 水曜日

●4月30日、地域の“えんじょいウォーク”(参加者25名)で「花の文化園」へ行く。南海高野線・河内長野駅より高野街道を長野神社~西條酒造~烏帽子形八幡神社(2011年12月7日記事参照)へと歩く。さらに高向地区の「河内長野市立ふるさと歴史館」を巡り、花の文化園に着いた。

花の文化園・装飾花壇

●園内に入ると、正面に色鮮やかな花壇が広がっていた。パンジー・ビオラ等がカラフルに配置されている。ボタン園では赤・ピンク・白のボタンの他に黄色のボタンが咲いていた。

ボタンの花

●大温室にはクジャクサボテン・デンドロビウム・フクシア等の珍しい花がたくさん咲いている。三尺バナナの花も初めて見ることが出来た。キソウテンガイ(奇想天外)という植物は、その名の様に一生の内に2枚しか葉を出さず、くるくるカールしながら伸びてゆくとのこと。2千年以上の寿命があるという。(案内板より)

キソウテンガイ

●昼食をはさんで、園内の花々と樹木を見ながら、楽しいひと時を過ごす。午後2時過ぎには、石川左岸を河内長野駅に向け帰路についた。

クジャクサボテン

西高野街道を歩く(2)

2012年4月5日 木曜日

●松林寺を出て、街道を南に進める。楠町に入ると、交差点に大きな案内板が立っていた。それによると中高野街道は大阪市平野区から南下し、松原市、阿保、堺市美原区の舟渡池、菅生神社から狭山へと通り、ここで合流しているという。

中高野街道・合流点

●楠小学校を左手に見ながら進める。千代田駅~寺ヶ池公園の幹線道路を横切り、原町3丁目に入る。街道沿いには黒の漆喰壁の住宅が町並みを形づくっている。歴史の雰囲気を感じさせる。

原町の町並み(黒漆喰住宅)

●旧阿弥陀寺石造物群の「原町十三仏」(河内長野市有形民俗文化財)を拝み、国道310号線を横切り南へと下る。                 長野保育園の隣りに「近江膳所藩代官所跡」の石碑と案内板があった。慶安4年(1651)膳所藩本多俊次が河内領を支配する為に設置したという。その敷地の一角に「九里石」の石柱と「行者堂」が建っている。石柱には安政4年3月と記されていた。

「原町十三仏」と地蔵さん

●「九里石」を下って行くと、街道は次第に河内長野駅前の商店街アーケードになっていた。「ノバティ長野」の横には「高野街道」の石碑が立ている。東と西の高野街道の合流地点を示していた。「高野山まで南約35km」との文字も彫られていた。

九里石と行者堂