‘カルチャー’ カテゴリーのアーカイブ

“すこやか教養講座”を聞く

2011年2月20日 日曜日

2月19日(土)関西大学堺キャンパスにて、「すこやか教養講座」を聞きました。旧堺市立商業高校の跡に、新しく開校したばかりのキャンバスです。校舎は明るく、斬新な建物となっていました。

関西大学堺キャンパス

講座は「西条八十と昭和の歌」と題して、筒井清忠先生(帝京大学文学部教授)の講義がありました。先生は八十の足跡を画像による曲目・歌詞を、スクリーンに映し出しながら説明します。これには驚きました。

八十の生い立ちから青年期~歌謡曲作詞家としての登場~戦前の激動期~戦後の高度成長の時代と講義が進みます。その節目ごとに曲目が上映されます。                    「東京行進曲」「サーカスの唄」~「旅の夜風」(愛染かつら主題歌)「誰か故郷を想はざる」「同期の桜」~「青い山脈」「王将」・・等々その数21曲にもなりました。懐かしくもあり、抒情豊な歌詞と曲に胸が熱くなってきました。大変感動した講義でした。        問合せは関西大学堺キャンパスグループ(072-229-5022)まで。著書には「西条八十」(中公叢書・読売文化賞受賞)他多数あります。

すこやか教養講座パンフ

“孤立対策”講演会

2011年1月26日 水曜日

1月26日(水)、ビッグアイにて南保健福祉総合センター他主催の「孤立させない地域づくりのために」と題して、新井康友氏(中部学院大学講師)による講演会と地域ボランティアほかによる意見提言がありました。

「孤立対策」講演会

新井氏は「孤立死」の実態とそれぞれの事例を、調査資料で詳しく説明してゆきます。「孤独死」「無縁社会」といわれる社会問題に、何が問題かと問いかけます。そして「孤独死する以前の生活状態が問題である」とし、「『生』に注目する」という。それが「地域で暮らし続けるために、・・地域のあり方を検討することができる」とのこと。大変参考になる講演でした。

資料(1)

また、地域の自治活動している方や在宅介護支援センターの方による、地域での活動報告・意見提言がありました。

資料(2)