‘カルチャー’ カテゴリーのアーカイブ

ピアノ演奏と講演

2013年2月19日 火曜日

●18日、ビッグアイ(堺市南区)にて、いずみ健老大学主催の「ピアノ演奏会と教養講座」があった。最初に、三谷 圓氏(武庫川女子大元講師)のピアノ演奏である。ショパン「子犬のワルツ」、モーツアルト「きらきら星変奏曲」やベートーベンの曲が演奏される。日本の懐かしい曲もあり、「見上げてごらん夜の星を」の演奏が始まると、場内は次第に歌声の輪となってゆきました。

●「日々の習慣で脳の活性化を図ろう」と題して、西野仁雄氏(名古屋市立大学名誉教授)の講演である。脳の特性に沿って「10の習慣」を心がけてゆくことが大事だという。

●イチローの活躍は脳の使い方にあったとのこと。「①毎日運動をしよう ②興味・関心・自信をもとう ③人の輪の中に入ってゆこう ④利己よりも利他、ありがとうと思う心」が脳の活性化になるという。心がけたいものだと思う。

「お江さんと江戸初期」

2013年1月20日 日曜日

●先日、まちかどステーション(槇塚台近隣センター)にて「お江さんの人生と江戸時代初期」と題して、桧本多加三氏の講演があった。茶々、お初、お江(小督)の三姉妹は戦国時代に翻弄されたが、小督23歳の時3回目の結婚を徳川家康の三男・秀忠とおこなった(お江与の方)。

まちかどステーション

●お江与の方は8人の子(3男5女)が生まれる。お江の周囲は信長、秀吉、家康、秀忠などの「天下人」であったが、春日局とのバトルは思い通りに行かなかったという。竹千代(次男)の乳母・春日局とお江与の方が育てた国松(三男)との三代将軍の跡目争いがあったこと。末子松姫が後水尾天皇の中宮になったこと。その松姫が女の子を出産、後水尾天皇が譲位後、孫娘が明正天皇(女帝)となったこと等が話される。

●お江の方として政権のトップレディの座に。徳川政権は武士を掌握するとともに、朝廷や公家をも掌握し長期安定政権をめざしたという。物語性ある語りと笑いを誘う話術であっという間に講演を終えた。                                    次回:2月14日(木)午後2時、「篤姫と大阪」                  問合せ:まちかどステーション( 072-289-7139 )

山茶花(ねむのき橋側)