‘カルチャー’ カテゴリーのアーカイブ

防災フォーラム

2013年3月20日 水曜日

●先日、堺市民会館にて「堺市防災フォーラム」がありました。竹山修身市長の挨拶の後、「自主防災組織と減災まちづくり」と題して、河田恵昭氏(関西大学社会安全学部教授)の講演と討論があった。氏は国の南海トラフ巨大地震対策検討WGの主査でもある。「18日発表されるが、被害は東海~近畿~四国~九州の地域で最悪220兆円、5,900万人が被害を受ける」という。

河田恵昭氏の講演

●想定された被害を極力少なくする、減災対策が必要と説く。津波対策、ひとり一人の自助(家の耐震化など)と地域の助け合い(支える)の仕組みづくりをすすめること。行政と市民との協働しながら、災害に強いまちづくりが大事だという。

率先市民になろう

●パネルディスカッションでは、竹山堺市長、向井通彦泉南市長、河田のどか(NPOさくらネット)各氏らによる討論があった。それぞれ行政の取り組みやNPOとしての支援のあり方等が述べられた。

堺市の取り組み

こころの健康づくり

2013年3月2日 土曜日

●2日(土)、堺市民会館で「こころの健康づくり講演会」(主催:堺市・堺市医師会他)がありました。3月を「自殺対策強化月間」と定め、その一環として開催された。堺市精神保健福祉功労者の表彰式の後、「精神科医によるメンタルヘルス講座」として、千頭孝史先生(三国丘病院・院長)の講演が始まる。

表彰式

●精神科医が診るこころの病は、体の不調や病気、脳に作用する薬、その人のパーソナリティー、家族関係、過去、現在のストレス・・・等複雑に絡み合って、こころの病となるという。うつ病、認知症等についても、特徴や対処方法が語られる。

●先生は、心の健康に役立ちそうないくつかの提案をする。           ①心の部屋をもつ。(人との付き合い、趣味・・)                   ②いろんな角度からものごとを眺めてみる。                    ③腹が立ったり、憎んだり、劣等感を感じたり、・・・した時、その理由を考え、極端なことを考えてみる。(所詮どんぐりの背比べ・・)                                   ④読む、書く、話す、観る、聴く、味わう・・脳のいろんな部分を刺激する。等々(7項目)が語られ、大変“役立つ”提案であった。

こころの健康づくり講演