‘寺院’ カテゴリーのアーカイブ

河内長野駅周辺を歩く

2011年10月26日 水曜日

●先日、河内長野駅(南海高野線)から周辺を歩いてみました。駅より南へ高野街道を約20分歩くと、「烏帽子形八幡神社」があります。山全体が烏帽子(えぼし)のような形から、烏帽子形山と言われている。楠木七城の一つとされ、土塁や空壕があるという。又、室町時代の1480年(文明12年)建立された「本殿」は重要文化財に指定されている。(河内長野市パンフより)

烏帽子形八幡神社・本殿

●更に石川上流に進めると、のどかな田園と昔ながらの家並みがある「高向」という集落に出てくる。稲刈りも終り、秋の深まりを感じさせます。庭先の「なんてん」も少しばかり色づいていました。畑などで栽培されていて、真赤な実をつけると正月の切花としたり、ぜんそく・百日ぜき等の薬として出荷されるという。

高向地区の田園

「こおどり」・実りの上神谷を歩く(2)

2011年10月7日 金曜日

●「こおどり」奉納を見学した後、昼食は「福蔵(ふっくら)」で食べました。障害者施設の「ふれあいの里かたくら」が運営しています。わらびもちセット・ランチセット・味噌・クッキー等が販売されていました。ランチセットはカロリー計算もされ、おいしくいただきました。

福蔵(ふっくら)のパンフ

●上神谷の田園地域を抜けると鉢ヶ峯の法道寺に着きました。670年に創建され、食堂(鎌倉時代)と多宝塔(室町時代)は国の重要文化財に指定されているとのこと。また、境内にはイヌマキの木(指定保存樹木)とサルスベリ等の大きな木々が繁っていました。

法道寺の多宝塔

●鉢ヶ峯バス亭の駐車場では、宮出しした「泉田中のだんじり」と「こおどり」が披露されているのに遭遇しました。地車の後を上げると大工方のエイサー、エイサーの掛け声と共に、若い女衆の踊りがエイサー、エイサーと始まりました。まさかここでだんじりの振る舞いが始まるとは思っていなかったので、ツァーの参加者は大喜びでした。                                また、今回主催者の計らいで、「こおどり」の鬼神が背負っていた「ヒメコ」をいただきました。門口に差して魔よけにする風習があるという。大切に1年間飾っておきたいと思います。

泉田中のだんじり