‘神社’ カテゴリーのアーカイブ

甲賀・近江の秋

2011年12月3日 土曜日

●先日、地域の人達と連れ立って、甲賀・近江の秋を楽しみに行きました。かって、若かった男女30名ほどの“遠足”です。名阪国道から甲賀の里へ。山々は紅葉で鮮やかに染まっていました。「甲賀の里忍術村」では、甲賀忍者の古屋敷が移築されていて、回り壁・落し床・隠し井戸・・・等が見ることが出来ます。山里の森の中に茅葺屋根の屋敷が、“甲賀忍者の里”の雰囲気を表していました。

甲賀の里忍術村

●琵琶湖の畔にある「びわ湖大津館」の“ル・ジャルダン”で昼食です。湖を見渡せる明るいレストランとなっていました。フランス料理をフルコースで美味しく頂きました。

「びわ湖大津館」と庭園

●午後には、「近江神宮」を見学・参拝しました。近江大津京跡に昭和15年に創建。御祭神は天智天皇をお祀りしているという。境内の鎮守の森に、モミジ・カエデなどの紅葉が印象的です。深まりゆく秋の近江路を満喫した一日でした。

近江神宮・山門

「こおどり」・実りの上神谷を歩く(1)

2011年10月4日 火曜日

●10月2日(日)堺市南区区民まちづくり会議による「こおどり・秋めぐりツァー」がありました。爽やかな秋空の下、約40名の参加者が南区役所~西山城跡~桜井神社~上神谷田園地区~法道寺~コスモス館までのツァーを楽しみました。道中、郷土史家・桧本多加三氏よりそれぞれの歴史や文化を解り易く説明していただきました。                                       桜井神社の「こおどり」は無形民俗文化財であること。雨乞いの(火祭)をして「雨を乞う踊り」、鬼神が背負ってるかんこを子供に見立てた「子おどり」とか、踊り手が「鼓を持って踊る」ことから・・等の説があるという。

「こおどり」奉納(国宝・割拝殿前にて)

●「こおどり」の奉納前には、宮入の上神谷(にわだに)連合(片蔵・豊田・栂・釜室・泉田中)の5基のだんじりが勢ぞろいしていました。桧本氏の説明によれば、堺型(上だんじり)と岸和田型(下だんじり)があるという。岸和田型はスピードとやり回しのため屋根が平らで車輪幅が広く、堺型はその反対で、やり回しではなく、だんじりを前輪と後輪を交互に持ち上げるという。南区で堺型は泉田中・大庭寺・大森だけになったとのこと。

上神谷連合だんじり・宮入

●上神谷小学校前では田圃の稲が黄金色に実っていました。昨年も同時期に投稿しましたが、何回来てもこの田園風景には、日本の原風景を見るようで、心和みます。今日は金剛山などがくっきりと望むことが出来ました。

上神谷小学校近くより・遠望