‘神社’ カテゴリーのアーカイブ

鉢ヶ峯の風景

2010年12月11日 土曜日

先月末の「古樹探訪ウォーク」で、書き残していたこと等を拾ってみました。法道寺・仁王門の階段左側に、「杉の切り株」がありました。樹と森の案内人の野杁氏の話では、この株の年輪を調べたところ、直径89cm、年輪の数278本にもなる大木であったという。しかもその年輪のある時点で、極端に幅が狭くなっていたとのこと。   この樹にどんな出来事があったのかと思い巡らしたという。杉の大木も、いつ倒れるかという状態の為、文化財を守ることを優先して伐採されたとの話でした。

法道寺の仁王門

 法道寺の向いには、「国神社」の鳥居があります。鬱蒼とした森の石段を上りきると小さな祠が、ぽっつんと建っていました。     「国神社の祭神は天照大神」とのこと。桜井神社で秋に奉納される上神谷のこおどり」は、国神社で伝わる雨乞い・豊作祈願の踊りだという。(参照:10月5日記事)

国神社の鳥居

  

国神社の祠

 

  

 

 

 

 

鉢ヶ峯の周辺には、「堺自然ふれあいの森」・「堺公園墓地」・「ハーベストの丘」等が、緑深い里山や田畑にかこまれて、市民の憩いの場として楽しまれています。

鉢ヶ峯の紅葉

 

“古樹探訪ウォーク”に行く(1)

2010年11月30日 火曜日

11月27日(土)堺市緑化センターによる第25回「古樹探訪ウォーク」に行きました。今回は南区片蔵の青少年の家~桜井神社~中井邸~西方寺~池田邸~法道寺を巡ります。          出発して5分位で、桜井神社(参照:1月10日・10月5日記事)に着きました。“樹と森の案内人”野杁勝俊氏による保存樹木と桜井神社について、説明がありました。モミノキエノキヤマモモが保存樹木に指定されています。どの樹木も大木で他の木々(ムクロジ、イチョウ、クスノキ・・)と共に鎮守の森を形成していました。

 エノキ

  ムクロジ

 

 

 

次に5分位で中井邸に着きました。片蔵の集落の小高い丘の上にあります。屋敷の西側斜面の植え込みに、エノキクロガネモチが見えます。エノキは、枝が大きく切られちょっと無残な姿ですが、幹周りは大きく貫禄を保っていました。エノキは街道の一里塚としての目印となっていたと言う。   

 
 
 
 

左端:エノキ、右端:クロガネモチ