‘観光地’ カテゴリーのアーカイブ

三徳山・ニ題

2012年3月29日 木曜日

●昨日、「三徳山を守る会」(鳥取県・三朝町役場内)の会報が届いた。NO12とNO13である。昨年の「三佛寺本堂修復落慶法要」の模様や「KEiKO*萬桂舞書奉納」の様子が記事となっていた。また三徳山周辺の「植生調査」の報告もありました。

修復された三佛寺本堂

●三徳川渓谷での植生調査(森本満喜夫氏)の記事では、花が葉の上にある「ハナイカダ」や「ミトクナデシコ」(県絶滅危惧種)、ヒメウツギ・・他の植物の名があります。                          三徳山「赤和瀬古道」の植生調査は、トチノキ、ミズメ、ブナ、ミズナラ、ハウチワカエデ・・の樹木やミヤマシグレ、チョウジギク(県絶滅危惧種)ホンシャクナゲ・・等々の草木の名が記載されていた。

ハナイカダ

●また、「なごみ」4月号((株)淡交社発行)には「日本建築集中講義第4回」として、藤森照信氏(建築家)・山口晃氏(画家)による記事が載っていた。「山の精霊が宿る人工装置、三佛寺投入堂」と題して両者の対談・紀行漫画等が書かれています。                    文殊堂、投入堂・・他を見た感激や文殊堂での眺望の様子が語られている。三佛寺住職米田良中氏が説明している写真もありました。

「なごみ」4月号:三仏寺投入堂の記事

 

“地下遺構”を見学

2012年3月11日 日曜日

●大阪くらしの今昔館を見た後、「大阪歴史博物館」を見学した。2期生のN氏(大阪市観光ボランティア)が“地下遺構”を勧めてくれました。果たして地下遺構とはどういうものだろうか。

大阪歴史博物館

●大阪歴史博物館はNHK大阪放送局と隣接している。1階の広いロビーの一角に、ガラス張りの床があります。その床下には柱跡の遺構がみえる。

1Fロビー・遺構を見る

●博物館・係員の説明によれば、この建物の敷地には1350年前の飛鳥時代の「難波長柄豊崎宮」が置かれていたという。NHKの地下へと案内された。薄暗い地下1階の空間に、倉庫跡や堀跡が発掘されたままの姿で保存されていた。まさに“地下遺構”であった。

“地下遺構”

●博物館の10階には、奈良時代の「難波宮」の大極殿を原寸大に復元した空間があった。柱の巨大さに圧倒される。「前期難波宮」(7世紀中頃、孝徳天皇築造)や「後期難波宮」(8世紀前半、聖武天皇築造)の模型と出土品が展示されていた。さらに中世・近世~近代・現代の各フロアでは、それぞれの大阪の町並みがミ二チュア模型で再現していた。

大極殿のセット