2010年8月 のアーカイブ

泉北すえむら資料館で講演を聞く

2010年8月9日 月曜日

8月8日(日)「堺市立泉北すえむら資料館」(南区・泉ヶ丘駅歩5分)(旧府立泉北考古資料館・2009年11月26日投稿)において「古市古墳群の終焉」と題して、現地で発掘調査・研究している河内一浩先生の講演がありました。

①「世界文化遺産」の「暫定一覧表記載」が決まり、一歩前進したこと。 ②古市古墳群は4世紀後半から6世紀中葉の約150年間に造営されたこと。中でも応神陵古墳の長さ420mを筆頭に200m以上が7基あり、合計127基で構成されているという。 (現存する古墳は44基に過ぎないとのこと) ③古墳の形状、埴輪の特色と区分、古墳時代後期の古市古墳群のこと等の説明がありました。

古市古墳群を見ていないので、ぜひ現地に行き「文化遺産」を確かめてみたと思いました。(写真:堺市立泉北すえむら資料館)

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神戸の街かどから

2010年8月4日 水曜日

8月2日に神戸へ行く機会がありました。JR神戸駅に予定より早く着いたので、周辺を散歩してみました。ずっと前に来たことがあったが、駅北側のタイル外壁がかすかに当時のまま以外は、すっかり変貌していました。海岸へと通じる道路両側は、真新しいビルや洒落たプロムナードが続いています。商業ビル“Ha※re”やアミュ-ズメントの“Mosaic”等が建ち並び、ポートタワーもすぐ先に見ることが出来ます。外国人のグループ、若者たちも行き交い、熱気を感じました。

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里みちこ詩がたり展」は、JR神戸駅前のDHC神戸5F・イベント会場で開かれていました。里みちこさんが「先生への手紙」という自作の詩を語りながら始まりました。45歳で大学に入学し、3回生の時阪神大震災の遺児らの心のケアハウスをつくる募金活動をしながら、詩の創作を始めたという。恩師への感謝と時々の想いを詩にして語ってゆく。その信念とパワーに敬服するばかりです。

帰宅後、朝日新聞こころ欄」(8月2日夕刊)に「大阪の詩人・里みちこさん」のことが掲載されていました。それは「『詩語り』自死遺族の胸に響く」と題して、何人かの人達の体験談や里みちこさんの人となりが、記されていました。私の友人が結びつけた「ご縁」と「一期一会」を大切にしたいと感じた一日でした。

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