●7日(土)、和泉市久保惣記念美術館の「特別陳列 美を求めて」(5月29日まで)を鑑賞しました。館内の庭園は新緑の木々が薫風にそよぎ、輝いていました。池の睡蓮、シャクナゲ、ハイノキ等の花も咲き、一層庭園を引き立てています。
●ある新聞で、宮本武蔵筆「枯木鳴鵙図」(重要文化財)の特別陳列しているという記事を目にして、再度じっくりと見たくなりました。本墨画は125.5×54.3cmの紙面に、枯木の上に「鵙」、中ほどに「虫」、画面下に低木と水面(?)を配置しています。鵙の鋭い目は冷静に周囲の状況を捉え、虫はその眼力に足がすくんでいる様にも見えます。その迫力に圧倒されました。 いくつかある展示室を巡り、国宝「歌仙歌合」・「青磁鳳凰耳花生 銘万声」、重文「伊勢物語絵巻」等々歴史的価値のある文化財を鑑賞する良い機会となりました。