2012年1月 のアーカイブ

「ベルの森」をみる

2012年1月28日 土曜日

●先日、用事があってベルランド病院に行った時、病院の南斜面に「ベルの森」(堺市東区東山)があるのを思い出す。それは2年前に陶器川流域にある「堺市指定保存樹木」を訪ね歩いた時に、この森を見たことがあります。久しぶりに行ってきました。

「ベルの森」案内板

●ベルの森が興味深いのは、長い年月をかけて野鳥によっては運ばれ、生長した樹木で形成されていることです。この森は「河畔林の名残である斜面林」であるという(案内板より)。クスノキやナナミノキの大木が辺りを圧倒しています。

ナナミノキ

●また、この森は多くの種類の樹木で成り立っています。カシの木(ブナ科)でも、アラカシ・シラカシ・シリブカガシ等があります。タヌキ・キジバト・ヒヨドリ・メジロ・シジュウガラ・・多くの動物も来ているという。アラカシの葉を食べる「ムラサキシジミ」の幼虫や、「アオスジアゲハ」も見ることが出来るとのこと。多様な生き物が住むベルの森でした。

クスノキ

伊勢路を巡る(2)

2012年1月25日 水曜日

●伊勢神宮を参拝した後、旅の楽しみの一つは何と言っても食事です。昼食は「麦酒蔵びゃぐら)」(伊勢市神久)という店でした。「昭和初期の蔵を再生建築」したレトロ雰囲気の店造りで、1Fでは地ビール「伊勢角屋麦酒」の工房となっていた。「枡(ます)御膳」には地元のカキやエビの料理、魚の造り・煮物等がそれぞれ枡に盛付けられ、食欲を一層引き立ててくれる。地ビールもコクがあり、のどごしを満足させるものであった。

「麦酒蔵」の外観

●付近には、「川の駅二軒茶屋」という設備があり、瀬田川の土手には舟参宮の「舟着場」が再現されていた。明治5年に明治天皇が「伊勢神宮参拝」の為に舟を着けたという大きな「石碑」もありました。

二軒茶屋餅店(裏に船着場)

●その後「二見興玉神社」に参拝する。「沖合700m先に猿田彦大神縁りの興玉神石が鎮まり・・」と言われ、夫婦岩が鳥居とみなされている。5~7月頃、夫婦岩の間から日の出を見ることが出来るとのこと。特に夏至の前後の天気のいい日は、遠く富士山の背から、日の出が見えるという。                            伊勢路を巡るツアー、元気な地域の人達と共に楽しい一日を過ごしました。

夫婦岩(二見興玉神社)