●先日、いきいき堺市民大学2期生の南区有志が集まり、天王寺周辺を歩いてみた。JR天王寺駅北側の「庚申街道」を四天王寺へ向け進める。天王寺中学校を左折すると、すぐ「庚申堂」の山門に出てきた。庚申堂は「帝釈天の使者とされる青面金剛童子を祀り、701年日本最初の庚申堂が建てられた」という。(2012あべてんパンフ)
●街道を北へ上がると「四天王寺南大門」が見えてきた。聖徳太子が「日本仏法最初地」の官寺として建立。五重塔・金堂は昭和38年に再建された。「四天王寺式伽藍配置」とよばれる日本最古の建築様式という。
●更に、西へ300m程「逢坂」を下ると「安居神社」に着いた。真田幸村戦死の地として有名で、境内には幸村の銅像と大きな石碑が建っていた。近くにはかって「天王寺の七名水」の一つと言われた「増井の清水」の石碑があった。また、上町台地を登る「天神坂」「清水坂」の石畳や「愛染堂」等、昔の面影を残す風景となっていた。