2013年4月 のアーカイブ

六甲山から有馬へ(2)

2013年4月30日 火曜日

●六甲山最高峰での昼食後、有馬温泉へ向かう。一軒茶屋から魚屋(トトヤ)道を下る。江戸時代ごろから瀬戸内海で獲れた魚介類をこの道を通って有馬へ運んだという。

魚屋道を歩く

●道はなだらかな下り坂となっている。六甲山系の山々を見ながら進めると、「ブナ林」の案内板のある所に通りかかった。ブナやイヌブナの生えている数少ない場所だという。他にオオカメノキやシロバナウンゼン(ツツジ)の木々も植生しているとのこと。オオカメノキが花を咲かせていた。

オオカメノキの花

●途中、休憩所で一休みした後、登山道を下って有馬温泉に着いた。山頂から約1時間30分であった。旅館、ホテル、土産店の並ぶ一角に「金の湯」がある。文字通り金色の湯につかると疲れもとれる。湯上りのビールが、またおいしい。(極楽・ごくらく・・・)

「金の湯」の足湯

六甲山から有馬へ(1)

2013年4月27日 土曜日

●先日、友人たちと東お多福山から六甲山頂、さらに有馬温泉への山歩きに行った。約30年ぶりの六甲山登山であった。阪急芦屋川駅でバスに乗り、東お多福山バス停で下車。山頂めざし登ってゆく。ゆっくりと足慣らし程度で歩く。約30分で東お多福山に着く。眼下にバスを降りた奥池地区も見える。

奥池を望む

●本庄橋跡の谷川まで下りて、山頂への急な登山道を進む。山には山ツツジの花が咲き、木々も芽吹いている。山桜の花も彩りを添えている。

山頂への道

●やがて一軒茶屋を通り、六甲山最高峰に到着した。「一等三角点」のプレートには、931.13mの標高の標識と阪神淡路大震災で隆起し、現在では931.25mとなっていることが記されていた。周囲は笹薮と潅木で覆われている。遠くには大阪湾がうっすらとみえた。

六甲山最高峰