“共に生きる障がい者展”開催される

2010年9月18日

9月18日(土)~20日(月・祝)の3日間、ビッグ・アイ(国際障害者交流センター:泉ヶ丘駅前)にて「共に生きる障がい者展」が開催されています。18日には開会式のあと橋下知事と障がい者との“ふれあいトーク”や赤星氏(元阪神タイガース選手)との“さわやかトーク”がありました。ユニクロ植木氏の「企業の社会的責任としての障がい者の雇用」の取り組み(雇用率8%)の話、障がい者の人たちの夢(就職、英検、介護の仕事・・)が語られていました。

赤星氏は以前から盗塁数の車イスを寄付していたが、引退後も基金にて続けるという。「勇気を持ち、前向きにやってきた」こと等の話がありました。その言葉には障がい者と共に生きる率直な気持ちが表れていました。自身は「中心性脊髄損傷」で引退せざるをえなかったという。

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ビッグ・アイの館内では、IT機器展、ユニバーサルデザイン生活展、各支援学校の紹介、障がい者作品展、啓発コーナー等々、屋外では地元作業所による出店、福祉車両の展示等があり、多くの人たちで賑わっていました。

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小谷城郷土館を観る

2010年9月10日

台風一過の、ようやく秋を感じさせる日に「小谷城郷土館」(堺市南区豊田)を訪ねました。泉ヶ丘駅前より鉢ヶ峰畑行き「豊田南」下車徒歩5分の所にあります。小高い山の上に「小谷城跡」の石碑が建てられている。山の中腹には真新しい病院があり、そのすそ野に小谷城郷土館がありました。小谷城は13世紀中頃(鎌倉時代)に築造され、東山城(豊田城)、西山城(栂山城)とともに鼎(かなえ)城といわれ、平氏一族の小谷氏の居城であるという。

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入口の長屋門をくぐると、母屋が重厚な大屋根を広げていた。母屋には昭和初期の風土を伝える写真、堺更紗、堺鉄砲等が展示されています。また長屋門の両側は農具、漁具や昔の台所用品、燈火具、考古資料(須恵器・瓦他)が展示されていました。小学校の課外授業であろうか、生徒達は説明に聞き入り、展示品をじっと見ていました。

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母屋の庭には、鮮やかな赤い筆状の花が風に揺れて、母屋の佇まいを華麗に引き立てていました。花の名は何というのだろう。「オジギソウ」であろうか。

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