●先日、小谷城郷土館を訪れる機会があった。久しぶりの見学です。館内では「川崎巨泉没70年・おもちゃ絵展」の開催中であった。
●川崎巨泉は明治10年6月堺市に生まれ、16歳ごろ浮世絵師中井芳瀧に入門、画業を習ったという。新聞広告の下絵や風俗画を描いていた。「おもちゃ」に興味を持ち、「巨泉おもちゃ絵集」(大正7年)や「おもちゃ画譜」(昭和10年)等の作品を出している。また「郷土玩具」にも興味を持ち、絵に書き残した。その絵は鮮やかで、温かさを感じました。記念に絵葉書(12月セット)を購入した。
●館内の前庭には紅合歓(べにごうかん)の赤い花が風に揺れていました。また、淡いピンク色のゼフィランサス(ヒガンバナ科)も彩りを添えていた。