‘史跡・遺跡・古墳’ カテゴリーのアーカイブ

沖縄の風景(2)

2012年4月24日 火曜日

●沖縄北部・屋我地島から古宇利大橋(約2km)を渡って「古宇利島」に着いた。周囲7.9kmという小さな島だが、マリンブルーと白い砂浜は真夏を迎えるにふさわしい風景でした。それは「沖縄版アダムとイブ」伝説を彷彿させる浜辺でもありました。

古宇利島の浜辺

●「沖縄美ら海水族館」は本部半島の広大な敷地の中にある。丘の斜面を利用した施設、7,500㎥の大水槽にジンベエザメ・マンタが長期飼育記録世界一を更新中という。海洋文化館・マナティー館・オキちゃん劇場他もあり、一日かけてじっくり観賞したいところであった。

ジンベイザメ

●名護市での「オリオンビール」というビール工場の見学も楽しいものでした。沖縄の地場産業として、沖縄の生産量の9割近くをしめるという。さわやかな飲み心地で、2杯の試飲をぐっと飲み干した。

オリオンビール

●沖縄南部の「斎場御嶽(せーふぁうたき)」(南城市)は神秘的なパワースポットとして注目されているという。「琉球開びゃく伝説にあらわれる琉球王国最高の聖地」であるとのこと。(パンフより)

斎場御嶽

●旅の最後に「ひめゆり平和祈念資料館」を見学した。高校生の修学旅行でしょうか、多くの学生たちが熱心に説明を聞いていました。   第2次世界大戦末期の1945年3月、沖縄師範学校女子部と県立第一高等女子学校の生徒222名・教師18名が沖縄陸軍病院に動員される。沖縄戦が終わった6月末には、そのうちの136名が戦場で命を落としたという(パンフより)。女学生の手紙・資料などを見ていると胸が迫る思いとなります。                                        「ひめゆりの塔」の碑の前で、改めて沖縄戦について考えさせられるものとなりました。(合掌)

ひめゆりの塔と伊原第一外科濠

 

沖縄の風景(1)

2012年4月21日 土曜日

●先日、沖縄へ行く機会があった。雲の中をくぐり抜けジェット機が那覇空港に着陸した。真夏の沖縄を想像していたのだが、曇り空の為か日差しは和らぎ、初夏の心地よさである。

守礼門

●さっそく、首里城にツァー客と共に見学する。首里城の創建は14世紀頃といわれ、「1406年尚巴志が琉球王国支配のための居城として以来、1879年最後の国王・尚泰が明治政府に明け渡すまで約500年間にわたり、政治・外交・文化の中心として栄華を誇った」という(パンフより)。首里城は世界遺産に登録されている。

首里城・正殿

●また、城は第2次世界大戦の末期の「沖縄戦」により、跡形もなく焼失されたという。戦後1,958年「守礼門」が復元され、日本本土復帰後に首里城(正殿ほか)も順次復元・再建されたとのこと。2000年には沖縄サミットも開催されている。

瑞泉門

●見学した先々での珍しい光景に出会ったことも旅での楽しみでもある。「ANA万座ビーチホテル」では海岸の樹に「イソヒヨドリ」の透き通った鳴き声と青い姿見ることが出来た。琉球村の沖縄芸能や亜熱帯の植物・シダ・ヤシの木。首里城公園には「アカギ」の巨木が繁っていた。

イソヒヨドリ