‘歌碑めぐり’ カテゴリーのアーカイブ

一年を振り返る

2010年12月29日 水曜日

今年もあと2日。ブログを始めて一年経ちました。印象に残った町かどの風景をあげてみました。

そのひとつは、上神谷小学校にある与謝野晶子「たけ狩」の文学碑と田園風景をあげたいと思います。大正時代の泉北丘陵の風景が想い浮かんできます。 「松茸狩り」に夢中になれるほどの松林と里山に復活させてみたいものです。

文学碑

(2)「いきいき堺市民大学」での受講も意義深いものがありました。「新しい公共」、NPOによるボランティア活動、「堺の歴史」、「堺の経済活性化」等々多種多様な分野で活躍している方々の講義を直接聞けたことでした。

府立大学

(3)また「三朝温泉残照」記事の木下利玄の歌碑でした。三朝川のたもとにひっそりと、幾分苔むした岩石に、歌が刻まれていました。当時の温泉の情景が歌に表れていました。

三朝温泉

その他にも、ブログに投稿した記事には、一つひとつ町かどの風景として印象に残っています。この機会を与えていただいた関係者の方々に感謝したいと思います。ブログカフェに集まった仲間たち、また閲覧していただいた皆さんに感謝申し上げます。みなさん、よいお正月をお迎えください。 \(^0^)/~~

大鳥神社の古樹と歌碑

2010年8月14日 土曜日

JR阪和線「鳳駅」より歩いて約5分の所に「大鳥神社」(堺市西区鳳北町)があります。大鳥居をくぐり、石畳の境内を進めると大鳥造の本殿に着きます。本殿を囲むように、さまざまな木々で深い緑の森を形作っています。「千種(ちぐさ)の森」と呼ばれている鎮守の森です。

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その森の中に、オガタマノキクスノキイチョウエノキの「堺市指定保存樹木」があります。本殿の鳥居の左右に「オガタマノキ」の大木がどっしりと伸びていました。はじめて見る木でした。もくれん科の常緑高木で、早春に白色で小形の花が咲くという。又「クスノキ」、「イチョウ」の古樹も他に劣らぬ風格を醸し出していました。(写真:オガタマノキ)

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本殿入口右手には、与謝野晶子の歌碑(作家・田辺聖子書)がありました。

 「 和泉なるわがうぶすなの大鳥の

       宮居の杉の青きひとむら     晶子歌 」

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