2011年5月 のアーカイブ

久保惣記念美術館に行く

2011年5月8日 日曜日

7日(土)、和泉市久保惣記念美術館の「特別陳列 美を求めて」(5月29日まで)を鑑賞しました。館内の庭園は新緑の木々が薫風にそよぎ、輝いていました。池の睡蓮、シャクナゲ、ハイノキ等の花も咲き、一層庭園を引き立てています。

館内の庭園

ある新聞で、宮本武蔵筆「枯木鳴鵙図」(重要文化財)の特別陳列しているという記事を目にして、再度じっくりと見たくなりました。本墨画は125.5×54.3cmの紙面に、枯木の上に「鵙」、中ほどに「虫」、画面下に低木と水面(?)を配置しています。鵙の鋭い目は冷静に周囲の状況を捉え、虫はその眼力に足がすくんでいる様にも見えます。その迫力に圧倒されました。               いくつかある展示室を巡り、国宝「歌仙歌合」・「青磁鳳凰耳花生 銘万声」、重文「伊勢物語絵巻」等々歴史的価値のある文化財を鑑賞する良い機会となりました。

睡蓮の花

寺ヶ池公園ウォーク

2011年5月4日 水曜日

先日、地域の“えんじょいウォーク”がありました。寺ヶ池公園(河内長野市小山田町)折り返しの約12Kmのコースです。       天野街道に合流し、陶器山の尾根を南へ進めます。里山を抜け、畑地区の集落を通り、給水搭近くの「穴地蔵」(大阪狭山市大野西)に着きました。穴地蔵は古くから安産・吹き出物等の願い事でお参りする人も多いという。                               周囲はぶどう畑や桃・柿等の果樹園が広がっています。そんな小山田町の田園地域を歩いてゆきます。

金剛山遠望(天野街道より)

天野街道から道標を左に折れて、荘園町住宅を通り過ぎると、「寺ヶ池公園」に到着しました。周囲約2.2km、小高い丘に囲まれた池は、満々と水を湛えています。慶安2年(1649)上原村の庄屋中村與次兵衛により築造され、千代田地区の新田開発(市村新田)となったとのこと(河内長野市パンフ)。              途中、にわか雨に遭遇しましたが、約3時間ちょっとの“楽しい”ウォーキングとなりました。

寺ヶ池