2011年11月 のアーカイブ

地域の祭

2011年11月23日 水曜日

●11月20日(日)、「槇塚祭」(堺市南区)が小学校のグランドでありました。前日からの雨もようやく止み、午前9時前に「ふれあいウォーク」がスタートしました。

野鳥公園近くの緑道

●今年もちびっ子・小学生~大人まで200人近くの参加です。緑道~陶器山~旧晴美台小学校~緑道のコースで歩きます。3、4歳位の子供がお姉さんや父さんにおんぶされたり、元気な上級生は早足で競ったり、また大人たちは自分のペースでゆっくり歩くなど、それぞれの歩幅で楽しんでいました。(完走のご褒美はラーメンのプレゼントです。)

第1ポイント(陶器山休憩所)

●校庭では青空の下、よさこいソーラン・太極拳・チァリーディング・・・等の演技が繰り広げられています。今年は大阪芸大の「パフォーマンスドール」による「大道芸」が人気を集めていました。また、餅つき・出店・チャリティーバザー・青空市場ほか、各団体の出店も賑わっていました。

芸大の「大道芸」

「稲むらの火の館」見学

2011年11月19日 土曜日

●先日、ある会合で「稲むらの火の館」(和歌山県広川町)を見学する機会がありました。特産の「温州みかん」の畑と、山頂までのびるオレンジ色や緑の山々に囲まれた町に、ひときわ目立つ3階建ての館があります。館内のガイダンスルームで、職員の方による説明がありました。                                ①1854年(安政元年)11月「安政南海地震」の時、帰郷していた濱口梧陵(本家ヤマサ醤油)が「稲むら」(ススキという稲束を重ねたもの)に火を放って村人を誘導、多くの人を助けたこと。②被災から3ヵ月後には、私財を投じて家を建て、堤防建設の為に村人を雇ったこと。③3年後にはその堤防を完成させたという。

稲むらの火の館

●「3D津波映像シアター」では、津波の恐ろしさと高台への避難の重要性を実感できます。地震から大津波が来るまでの状況が、中継画面のように写されます。又、「濱口梧陵」の物語を3Dによる迫力ある映像で繰り広げます。

稲むらの火の館パンフ

●館より海岸に3分位歩くと「国史跡・広村堤防」があります。高さ5m長さ600mの堤防は松林がうっそうと繁っていました。昭和南海地震(昭和21年)の津波から護ったという。近くには、地震計付津波警報スピーカー(風力と太陽光発電・蓄電付)が設置されていました。また防潮堤も遠隔操作で閉じる様になっているとのこと。     防災の先進的な取り組みに、大変勉強になりました。

国史跡・広村堤防