●先日、3D「ALWAYS 3丁目の夕日’64」を観た。昭和39年(1964年)秋、東京オリンピックが開催された。東京・下町のいつもの日常の中に、今開催されようとしているオリンピック開会式を、ワクワクした気持ちで鈴木オートの人々、竜之介・淳之介、町内の人たちがテレビを見ている。青空の五輪を描く飛行隊、そびえる東京タワーなど、3Dの迫力ある映像が画面から飛び出してきた。
●第1作「3丁目の夕日」、第2作「続3丁目の夕日」と物語を引き継ぎ、今回の第3作は茶川竜之介とヒロミが所帯を持ち、淳之介が東京大学を受験勉強するところから始まってゆきます。鈴木オートの家族、六子の恋など更に成長してゆく姿を追う。竜之介と淳之介の「親子」としての確執や竜之介の実父との再会と別れが、あの時代を写し、「家族」とは何か考えさせるものとなっていました。その後の竜之介と淳之介はどうなるでしょうか。