2012年2月 のアーカイブ

「適塾」を見学

2012年2月9日 木曜日

●昨日(8日)北浜で用事を済ませた後、周辺にある歴史的建造物や“くすりの町”を散策した。現役の頃には近くを何回となく通ったことはあるのだが、一度は見学して見たいと思っていた。北浜3丁目のビルに囲まれた一角に、白壁と格子の建物「適塾」があった。国の史跡・重要文化財となっている。(室内写真・許可済)

適塾(国の史跡・重要文化財)

●「適塾」。緒方洪庵(1810~1863年)が天保9年(1838年)に蘭学塾として開き、蘭書の翻訳や多くの著書を残したという。又、門下生を育て福沢諭吉・大村益次郎・橋本左内・・・など明治維新やその後の日本の近代化に多大な貢献をする人材を輩出したとのこと。(パンフより)

塾生の大部屋(2階)

●建物の部屋は江戸時代後期~明治初期のおいて、多くの塾生が学んだことがしのばれる。緒方洪庵の著書・夫人八重や福沢・大村・橋本・長與専斎・・他の資料、沿革などが展示されていた。大部屋の中ほどにある柱は、塾生の刀傷で細くなっていた。           客座敷・教室・台所・中庭・・・を巡りながら、当時の塾生の勉学への情熱は、障子の隙間から入る冬の寒風をも、撥ね除けるものだったのだろうと思った。

応接間(1階)

上神谷を歩く

2012年2月5日 日曜日

●今日、地域の“えんじょいウォーク”がありました。茶山台緑道~若松台中学~上神谷(にわだに)小学校~上神谷田園地域~妙見山・感応寺~フォレストガーデンを巡るウォークです。

桜井神社・割拝殿(国宝)

桜井神社でお参りした後、参拝道(きつね坂)を進む。片蔵地区にある「金福寺」(片蔵権現)に立ち寄った後、上神谷小学校で小休憩。のどかな田園地域の農道を歩いてゆく。

上神谷小学校・栂方面望む

富蔵地区の集落に入る。屋敷には植え込みがあり、ある家では大きな幹の「山茶花」が四角に刈り込まれ、白い花を付けていました。また、別の家では、「蝋梅」の黄色の花が咲いていた。その枝には黒い小袋の実?が付いていました。カラカラと音がします。(:調べてみると、梅のバラ科サクラ属ではなくロウバイ科で、晩秋に焦げ茶色の実がなり、種はアズキ大の大きさとのこと)             そんな、約8.4km 、2時間30分のウォークを楽しみました。

山茶花・釜室にて