2012年2月 のアーカイブ

“三朝温泉”のこと

2012年2月15日 水曜日

●今年の冬は厳しい寒さとなっています。友人である三徳山・三佛寺(鳥取県・三朝町)住職から、“ふるさとの便り”が届いた。三徳山は大雪で大変だったという。                          こんな寒い冬には、温泉でぽかぽかと暖まりたいですね。三朝温泉旅館組合のチラシによれば、神経痛・慢性リュウマチ・動脈硬化・腰痛・高血圧症・・・などに効用があるという。湯上り後でも体の芯まで暖まります。 

三朝温泉旅館協同組合・チラシ

●“ふるさと”では特産品を売り出しているという。「鳥取牛カレー・コナン」、「砂丘らっきょ」、「牛骨ラーメン」(2011年1月投稿参照)・・などです。どれも地元の特徴を生かしたおいしいものでした。                                       また、「三徳山を守る会」(三朝町役場内)が会員を募集しています。「三徳山の自然、建造物、古文書などの調査・研究や保護・保全活動・・・」を実施しているとのこと。「世界文化遺産登録」をめざすことも目的としているという。 

北浜界隈を歩く

2012年2月12日 日曜日

●適塾を見た後、北浜界隈を歩いてみた。その隣りには大阪市立愛珠幼稚園(北浜3丁目)があります。1880年(明治13年)に我が国で3番目の幼稚園として開園されたという(国の重要文化財)。この場所は江戸幕府の「銅座」(オランダ貿易に必要であった銅を管理する所)であったとのこと。それを記す石柱が入口にある。重厚な門構えと建物は現在も使用されている。

大阪市立愛珠幼稚園

●高麗橋通~伏見町通へと南へ下る。所々にあるレンガ造りの商館や昭和の建物を眺めながら、道修町(どしょうまち)に出た。“くすりの町”として江戸時代から栄え、武田・田辺・塩野義・・等の製薬会社・発祥の地である。

レトロな建物(道修町付近)

●その道修町通りの中に「くすりの道修町資料館」(道修町2丁目)がありました。ビルの小ぢんまりしたフロアに、道修町の歩みを江戸時代の「薬種中買仲間」の結束と繁栄の様子、「現在から未来へ」など資料・パネルを展示している。                                そのビルの隣りに「少彦名(すくなひこな)神社」があった。道修町の薬種業者の守神(神農さん)として親しまれているという。狭い境内ではあるが、風格ある本殿と社務所が鎮座していた。

くすりの道修町資料館