2014年10月 のアーカイブ

何年ぶりかの奈良公園

2014年10月13日 月曜日

十月に入って間なしのある日急用ができて奈良へ行った。用が終わってから、久し振りの奈良だし天気も良かったので奈良公園や東大寺そして奈良町あたりを散策した。東大寺から南大門そして土産物屋が並ぶあたりはいつも観光客が多いところであるがこの日も多かった。特に修学旅行生が多かった。その上に外国人も多いように見受けられた。そんな時小学生の修学旅行生一団が鹿せんべいを買って鹿に与え始めた。何頭かの鹿に一度に狙われほり投げて逃げる子、鹿にねだられ両手を高く上げて困っている子、その間に修学旅行の手引きの様なものを食い逃げされる子、等等大騒ぎであった。多分60年前の自分も同じだったんだろうなと思ったりした。そして何時しかいい思い出を作って帰れよと心の中で念じていた。そんな時土産物屋の前で珍しい光景を見かけたので撮りました。鹿のマークが入った鹿専用水飲み場で鹿か水を飲んでいるところです。

 

 

富岡製糸場のこと

2014年10月2日 木曜日

 群馬県の富岡製糸工場が世界遺産に選定され、ご当地は見学者で大賑わいとニュースで伝えています。この工場が生産活動を止め、売らない、貸さない、壊さないなどをモットーに保存してきた結果、世界遺産に選定されたようだ。小生が2006~7年ごろ北関東(埼玉、群馬、栃木方面)をドライブしたとき、この工場を見学したことがある。そのときの印象は、昨日まで動いていた機械にカバーを掛け明日の再開に備えているような、電源を入れればすぐに動き出すかと思うほど保存状態が良かった。見事に保存された文化遺産・産業遺産である。世界遺産に選ばれてお手本のフランスも喜んでくれていると思います。教科書にも必ず出てくるところでもあるので、関西からは少々遠いがチャンスを作って見学されることをおススメします。また片倉工業の創業者である片倉兼太郎は「ああ野麦峠」の舞台となったシルクの街長野県岡谷市の生れ、そしてここで創業。現在、富岡と岡谷は姉妹都市でもある。この岡谷市にも蚕糸博物館ができていて近代的産業になる前の手工業的な設備が展示されています。中では糸取りの実演も見ることができます。(写真はフリーソフトから)

年代を感じさせる建物

 

保存の良さを感じさせる機械類