偶然ですが、カシオ電子辞書の日本歴史大辞典をいろいろ見ている時に「陶邑窯跡群」という項に出会った。そこには大阪府の南、堺市、岸和田市、和泉市、大阪狭山市の4市にわたり、泉北丘陵一帯の東西15km南北9kmの範囲に分布するわが国最古最大の須恵器窯跡群の総称。名称は「日本書紀」崇神天皇条に「茅淳県陶邑」(ちぬのあがたのすえむら)とあるところから名づけられている。・・・・・・・・ 略 ・・・・・・・・・・・陶器山、高蔵寺、富蔵、栂、大野池、光明池、谷山池の各地区に区分されており、窯跡の合計は500基を超えておる。大半が泉北ニュータウン造成工事に伴って、大阪府教育委員会などにより発掘調査が行われた。5世紀から9世紀までの須恵器が生産され、時代の変化をみる型式編年の重要な資料となる。 と書かれている。 他に陶荒田神社、陶器山、陶器川、陶器小学校などあり泉北ニュータウンあたりは歴史の古いところでありそうだ。